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2011年03月12日

帰宅難民を支えたLifeTouch NOTE

昨晩より仮想世界ネタではなく、リアルな件ばかり書いてますが、そこは、こんな状況につきご容赦ください。
また、別に、LifeTouch NOTEのレビュー記事というわけでもありません。帰宅困難状態に陥った以降、LifeTouch NOTEに助けられたという事実のみです。


さて、TwitterのTLを確認し、自分の記憶と照らし合わせたところ、どうやら、19:30からBBモバイルポイントに接続したLifeTouch NOTEだけが情報入手と連絡のための手段でした。

当初、待機していたマクドナルドで、電車運転再開まで4時間30分。電車の車中でも少々起動し、さらに、もっとも近い最寄り駅から徒歩帰宅途中の休憩時の30分。
合計約5時間以上の使用を経て、最終的なバッテリーの残りは、20%程度でした。

以下、まず、LifeTouch NOTE標準搭載アプリであるライフノートに、運転再開した電車の中で打ち込んだものをそのまま貼ります。
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LifeTouch NOTEは立派だった。
後で、TwitterのTLの確認は必要だけど、それ以上の徒歩による行動を断念し、駅のそばのマクドナルドにこもって以降、長時間の使用に耐え続けたのだから。
もちろん、明るさは一番低い設定にして、こまめに電源を切ったりはしていたけれども、5時間近く持ちこたえ、まだ、バッテリー表示通りなら1/3は残っている。
ディスプレイ部分が重めで、バランス的にどうよ、とは、数回思ったし、やっぱり、時折、キーボードも打ち間違えた。
でも、ネット経由で、知人に無事を伝えたり、バッテリーが無くなった携帯電話の代わりに、各種メールを送れた。運転状況もこまめにチェックしていたため、無事に、運転再開の最初の急行に乗車できた。そして、今も、こうして、電車の中で、この文章の入力を続けている。
もちろん、いくつか、残念なこともあった。
docomoのWeb mail経由で知人の携帯電話のメルアドにメールを出したかったけれども、Subjectは日本語入力できたのに、本文は、なぜか、かな漢字変換がONにならない、とか。このライフノートで本文を打ち込んでおいて、コピーして貼ろうとしても貼れなかった、とか。
でも、それは、無いものねだり。ノートパソコンだったら、とっくにバッテリーは尽きていた。携帯電話も、結局、バッテリーが尽きた。でも、LifeTouch NOTEは、まだまだがんばっている。
手にするまでに、各種サイトの評価記事をみて、失敗したかな、とも思っていたけれど、この結果をみれば明らか。買って良かった。
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ここからは、上記の自分のメモを見ながら、振り返ってみたいと思います。

発売日に届いたLifeTouch NOTE。
本格的なセットアップは土日に行うつもりだったのですが、金曜日は外回りで別のオフィスに行くことが分かっていたので、BBモバイルポイントで使えるようにだけしておきました。

地震発生後、ある程度まで仕事をしたあと、電車が運転再開したときの機動性を考慮して、支線ではなく本線で急行が停車する駅への移動を決めました。もちろん、徒歩での移動です。
このときは、まだ、運転再開について楽観視していたため、歩きながら、携帯電話から、数回ツイートをしていました。

当初の目的地だった駅周辺は、エリア停電。
やむを得ず、さらに1駅分歩くことにして、携帯電話で家族と連絡をとりながら歩行開始。
到着した駅から、運行しているバスを利用して、さらに数駅移動しようかとバス停の行列に並んでいたところで、携帯電話のバッテリーが、ほぼ無くなりました。

ここで方針転換し、駅そばでの待機を決意。ただ、ネットカフェも満席。幸いなことに停電復旧即営業を再開してくれたマクドナルドに避難。これが、たぶん、19:30ごろ。

ここからは、LifeTouch NOTEだけが頼りの状況になりました。

1)メールでの連絡
携帯電話のバッテリーが尽きていなかったとしても、そもそも固定電話にすら電話ができず、メール送信もパケットが不可能というメッセージが出る状態。固定電話である公衆電話は長蛇の列。
この状況をふまえ、LifeTouch NOTEからのメールでの連絡に切り替えました。
・携帯メールのアドレス宛にどのようにしてメールを送ったか
幸いなことに、ドコモのWeb mailのアカウントがあったため、LifeTouch NOTEのブラウザーからドコモ Web mailにlogin。
受信済メールボックスから必要な人への返信として、メールを送信。
ここで直面した課題は、メールタイトルは仮名漢字変換が使えたのですが、メール本文のエリアで仮名漢字変換が使えませんでした。やむを得ず、メールタイトルに必要なメッセージを書いて送信。多く書く必要のある人には、携帯のメールアドレスを紙に書き写して、Gmailから送信という対応でした。

2)ネット関係者への連絡
昨晩は、平常時のままであれば、Second Lifeにて、ライブを開催予定でした。大震災の影響が各地にあることは誰しもが分かっているので、無断キャンセルでも誰も責めないでくれたかとは思いましたが、やはり、きちんとしたかった。そこで、このソラマメや、SNSのナビスルに、帰宅困難につきライブ開催を断念する旨を書き込むと同時に、Twitterで自分の状況のツイートを数回行いました。
また、Second Life内でしか連絡がとれない人にSecond LifeにログインしてIMを送りました。
・どのようにしてSecond Lifeにログインしたか
Android対応のSecond LifeビューワーであるMobile Grid Clientを、Androidマーケットからダウンロードしインストール。Mobile Grid Clientはテキストビューワーですが、IMなども可能なので、Mobile Grid Client経由で数名にIMで連絡をしました。

3)電車運行情報、避難所情報など
Twitterの情報には、かなり助けられました。Googleをはじめとする主要サイトが集約してくれた情報も役立ちました。途中からは運行情報のページ閲覧が中心になり、運行可否点検が実施中であることや、その結果をふまえた運行再開予定時刻なども、速やかに入手できました。私のそばにいた人たちも、LifeTouch NOTEのおかげで、ある程度までは必要な情報が手に入ったわけですし。


もちろん、無線LANが使えなければ、LifeTouch NOTEがあったところで、どうともなっていませんでした。
ただ、昨日、直面した状況においては、設定さえしておけば、簡単に無線LANに接続とLoginが行えて、長時間稼動可能な端末特性によって、同じように無線LANを利用していた人のノートパソコンのバッテリーが早々に尽きるのを横目に必要な作業が行えました。しかも、スマートフォンとは異なり、入力しやすいキーボードのあるスマート・ノート。本当に助けられました。

各種ITサイトなどで、ライターの皆様によっては、残念な点を強調されていることもあるLifeTouch Noteですが、真価が問われるのは、「本当に使いたいときに、どこまでのことが、どのくらいの期間、どれだけ快適に使えるか」だと思うのです。

この視点においては、LifeTouch NOTEは本当に優秀だったと思います。
今日も夕方から夜にかけて、電力供給量の不足が見込まれています。
その間は、LifeTouch NOTEがメイン機の代替です。

LifeTouch NOTEよ、今晩も頼みます。

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Posted by Yasutaka Koba at 13:57│Comments(0)LifeTouch NOTE
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